プロセラピスト養成講座
プロセラピスト養成講座 - セカンドキャリア形成
RSMのプロフェッショナル・セカンドキャリア形成マッサージ講座は、社会人経験豊富な20代後半から50代前半の方々で、初心者(未経験者)を対象に、一生涯のキャリアとしての痛みの軽減と姿勢改善に特化したマッサージ技術の習得をサポートします。
時代の変化に左右されない、継続的な価値を提供する痛みと関連痛軽減、姿勢の改善、動作改善に特化したマッサージ技術を初心者(未経験含)からプロフェッショナルに導く26日間の講座です。
痛みの軽減と姿勢改善に特化したマッサージを習得
慢性的な体の痛みは、不良姿勢、動作の癖等が原因となり筋緊張、筋硬結や神経絞扼による痺れ、筋膜の歪みを生じさせます。
RSMでは、欧米のスパ、スポーツ施設、医療施設で高い評価を得ているトリガーポイントセラピー(痛みの軽減)、ディープティッシューマッサージ(姿勢改善)、筋膜リリースとストレッチ(関節可動域と動作改善)の基礎から実践の運営方法を学びます。
また、触診技術(筋肉に触り筋肉の状態を把握する技法)のトレーニングを行い、クライアントのニーズに合わせた実践マッサージ技術を習得します。
実務で結果を出せる機能解剖学を基礎から学ぶ
痛みの軽減と姿勢改善に特化したマッサージ技術の運営には、機能解剖学(筋肉や関節の構造から姿勢や動作を理解する)の知識が不可欠です。
本コースでは、より高度な知識と技術を習得する為、骨格スケルトンや最新の解剖アプリ、解剖学写真を使用して説明を行います。機能解剖学を深く理解する事で、クライアントの痛みの原因、不良姿勢の分析による動作改善プログラムの作成ができるようになります。レッスンでは不良姿勢、歩行、スポーツ選手の動作分析を学びます。
姿勢改善トレーニングとして、重心、体軸、体幹強化、運動連鎖を改善するバランスボールヨガによる姿勢改善トレーニングを学びます。子供、高齢者、リハビリテーション、スポーツアスリートまで対応し、姿勢改善も効果的なトレーニング方法をスポーツ医学と共に学びます。
痛みの軽減と姿勢改善に特化したトレーニングを習得する
痛みの軽減と姿勢改善には、マッサージやストレッチだけでなく、姿勢改善トレーニングも同時に行う事でその効果が高まります。体の重心や脊椎動作に注目し、スポーツ選手やリハビリの対象者にも効果があるRSMが考案したバランスボールを使用した姿勢改善方法(バランスボールヨガ)について学びます。
RSMが20年以上欧米人を中心に提供してきたこのトレーニングは、スポーツ医学と機能解剖学に基づいてプログラムされ、イタリアのサルディーニャ大学の卒業論文として医学データを元にその効果が発表されました。
本講座では、マッサージ技術やトリガーポイントセラピー、筋膜リリースといった手法を学ぶだけでなく、クライアントの痛みや姿勢の原因を理解し、適切なケアプランの作成も習得します。
レッスンは、チェンマイの大型スポーツジムでの姿勢分析やトレーニングを含み、BOSUバランスボールやトレッドミルを使った実践的なトレーニング方法も学びます。また、歩行姿勢のビデオ分析やスマートウォッチのデータを用いた歩行姿勢改善方法も習得します。
睡眠科学データから睡眠改善を行う
睡眠不足は、集中力の欠如、歩行時の姿勢安定性、長期的には様々な疾患の原因になり、姿勢にも大きな影響を与えます。本コース受講期間中のご自身のデータから最新の睡眠科学を学び一般の方の睡眠改善は勿論、睡眠不足に悩む人に向けたトレーニングや睡眠改善を学ぶことができます。
① ウェエアラブルデバイスを活用した睡眠分析
近年注目されるウェアラブルデバイス(アップルウォッチなど)から取得されるデータを基に、睡眠の質とその影響を科学的に分析します。デバイスを所有する受講者を対象に、ご自身の睡眠データ分析方法を学びます。
② 睡眠の質と身体の健康
睡眠の質は、集中力、歩行時の姿勢安定性、長期的な健康に大きく影響します。睡眠不足は各種の疾患の原因ともなり得るため、その対策と解消方法を最新睡眠科学から学びます
③ 睡眠改善トレーニングの実施
受講者の睡眠データを基に、実践的な睡眠改善トレーニングを実施します。
作業療法士、運動療法士、トレーナーの方々は、睡眠改善トレーニングを通じて、睡眠改善についての知識を得ることができます。
頚椎、肩関節周辺は細かい筋肉が多数存在し、各筋肉の機能を知り、適切な触診は痛みの軽減と姿勢改善に重要です。講義では、単にマッサージをするのではなく、クライアントのニーズに対応できる実践マッサージを習得します
単なる講義ではなく、生徒からの疑問にも的確に応える様に機能解剖学やスポーツ医学をベースに講義を行います。エナジーの流れ等の抽象的な概念では痛みの軽減や姿勢改善は出来ません。機能解剖を理解し実践で結果を出せるマッサージを習得します。
スケジュール
1日のスケジュールは午前、午後、夜の3回に分けています。午前と午後に機能解剖学の講義とマッサージ実技を習得します。夕方からは午前と午後に習得した技術を応用した痛みの軽減、姿勢分析、姿勢改善トレーニングを実施します。また総合復習トレーニングも行います。
09:30 - 12:00 講義とマッサージ実習
12:00 - 13:00 昼食
13:00 - 15:30 講義とマッサージ実習
15:30 - 18:00 自由時間
18:00 - 19:30 歩行姿勢分析と姿勢改善トレーニング・総合復習
リハビリテーションからスポーツのパフォーマンス向上まで対応できるトレーニング方法を学びます。運動な苦手な方でも効果的なトレーニングができる様々なトレーニング方法を習得します。週末はまとめ、復習、実技試験を開催し、レッスン終了後は自由時間となります。観光やナイトバザールショッピング等、リフレッシュして頂き次週のレッスンに備えて頂きます。
コース受講料金とスケジュール
下記に28日間にわたり行われる本プログラムの基本概要と時間について記載しています。この4週間のコースは、身体の動作、筋肉、および神経の関係に焦点を当て、痛みの軽減や姿勢改善を目指す専門家を養成します。
開催日数 26日間
開催日程 2024年 6月10日から7月5日
2024年 9月2日から9月28日
受講料金 54,900 Baht
(テキストは全てコース料金に含まれています)
レッスン開催 月〜金曜日 09:30-12:00 / 13:00-15:30 / 18:00-19:30
土〜日曜日 各自復習・質問 / 17:00-19:00 実技試験
下記に示している様に、各週が独自のテーマに基づいて構築されており、進行に応じて知識と技能を応用的に深めていきます。最後の週には、これまで学んだことを実践的な場面で活用する能力を試す卒業試験を行い、確実な技術習得を行います。
RSMのレッスンでは、触診技術による筋緊張、筋膜の歪み、神経絞扼、攣縮、短縮をより深く理解する為に解剖写真を多用して学びます。筋繊維の方向は複雑であり、確かな結果を出せる技術を習得するために解剖学写真を多用しレッスンを行なっています。
チェンマイ大学医学部解剖学研究室との解剖学実習
RSMはチェンマイ大学医学部解剖学研究室と共同で献体を用いた解剖学実習を開催します。献体による解剖学実習により、マッサージやストレッチに重要な起始と停止部位、筋繊維の方向、筋膜、神経の走行を詳しく学ぶ事ができます。
事前に2日間の触診技術、ストレッチ、筋膜リリースのトレーニングを行い、解剖学の知識を再確認した上で解剖実習を行います。実習講義はチェンマイ大学教授により英語で行われますが、RSM講師が日本語への通訳や質問を担当します。英語が苦手な方でも参加できます。テキストはボディーナビゲーション(医道の日本社)を使用します。
なお解剖学実習は短期集中マッサージコースとは別枠となっており、本コースは、より高度な知識と技術を習得される方の為に用意されています。スケジュール、レッスン内容他はチェンマイ大学医学部解剖学実習ページをご覧ください。
第一週目 トリガーポイントセラピー|機能解剖学基礎|痛みの軽減
この週は基礎を固めることを重視。痛みを和らげるトリガーポイントセラピーの基本や、筋緊張や神経の問題を特定するための触診技術を習得します。さらに、人の動きや姿勢を正確に評価するための分析スキルやトレーニング方法も学びます。
トリガーポイントセラピー(痛み軽減特化)
触診技術基礎(筋緊張、筋硬結、神経絞扼を理解したマッサージ技術習得)
姿勢・動作分析の基礎(動作を機能解剖学的に理解するトレーニング)
姿勢改善トレーニングの基礎(重心、体軸、体幹、脊椎の動きを習得)
知識・技能テスト
第二週目 ディープティッシューマッサージ|姿勢改善|動作分析
ディープティッシュマッサージの技術を中心に、更に深い層の筋肉や組織の問題に取り組む方法を学びます。この週は、応用的な姿勢や動きの分析、そしてそれを改善するためのトレーニング方法も取り入れています。
ディープティッシュマッサージ(痛みの軽減・姿勢改善に特化した技術習得)
姿勢・動作分析の応用(不良姿勢と動作を機能解剖学的に理解する)
触診技術の応用(筋緊張、攣縮、短縮、神経絞扼を理解する)
姿勢改善トレーニングの基礎(重心、体軸、体幹、脊椎の動きを習得)
歩行姿勢分析の基礎(歩行姿勢を中心にケーススタディーから動作を理解)
姿勢改善トレーニング基礎(姿勢改善に必要なトレーニング方法を学ぶ)
第2週目の知識・技能テスト
第三週目 筋膜リリース&ストレッチ|姿勢分析|姿勢改善トレーニング
筋膜リリースとストレッチを学び、体の柔軟性と動きの範囲を最大限に引き出す方法を習得します。この週では、さらに高度な動作分析やトリガーポイントの特定、そしてそれに対するトリートメントやトレーニング方法を学びます。
🔸筋膜リリースとストレッチ(姿勢と動作改善に特化した技術習得)
🔸姿勢・動作分析の応用2(不良姿勢と動作を機能解剖学的に理解する)
🔸触診技術の応用(エンドフィール、筋緊張、攣縮、短縮、神経絞扼を理解)
🔸姿勢改善トレーニングの応用(重心、体軸、体幹、脊椎の動きを習得)
🔸歩行姿勢分析の応用(歩行姿勢を中心にケーススタディーから動作を理解)
🔸姿勢改善トレーニング応用(姿勢改善に必要なトレーニング方法を学ぶ)
第3週目の知識・技能テスト
第四週目 痛みの軽減と姿勢改善の総合実践マッサージ&トレーニング
3週間で習得した知識と技術を実際の場面でどのように活用するかを学びます。クライアントとのコミュニケーションや、実際のケーススタディをもとにした動作分析、そしてその結果を元にしたトリートメントやトレーニングプログラムの設計など、実践的なスキルを重点的に習得します。
🔸3週間で習得した技術の実践応用(動作改善の実務レベルの技術習得)
姿勢・動作分析の実務(不良姿勢と動作を機能解剖的に説明)
🔸触診技術の実務
触診からクライアントに的確に説明し、痛みの軽減と姿勢改善のマッサージのプラン作成と実践
🔸姿勢改善トレーニング応用
重心、体軸、体幹、脊椎動作、運動連鎖を理解
🔸歩行姿勢分析の実務(歩行姿勢の機能解剖学的な分析と説明を行い、マッサージとトレーニングプログラムをクライアント向けに構築)
🔸卒業試験